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胚培養士について

2022年3月24日

こんにちは、培養室です

先日、培養士にはどうしたらなれるのか?と患者様からご質問がありました

私自身は大学を卒業後、培養士としてはじめて入職した時、
不妊治療の実際についてほんのりとした知識しかありませんでした。
当時は資格も当然なく・・・

胚培養士としての資格は国家資格ではなく、学会認定の資格です

「生殖補助医療胚培養士」←日本卵子学会認定
「臨床エンブリオロジスト」←日本臨床エンブリオロジスト学会認定

がそれにあたります。
それぞれ業務内容に違いはありません

これらの資格は、培養士として就職するために必須ではありません。

受験資格を得るには、大学(農学系や生物系など、学科に条件があります)を卒業した後、

不妊治療を扱う病院やクリニックでの実務経験が必要です

また偉大なる先輩方のご指導のもと、学会へ参加し知識を得、倫理観を養うことも重要!です。

培養士の資格を取得する医療従事者は、

公開されているもので年に100人~200人ほどです。

資格取得後は5年ごとに更新審査があります。

試験に合格した後ももちろん気は抜けません。
患者様のお力になれるよう精一杯努めてまいります