再生医療
医療法人雙葉会はなおかIVFクリニック品川は、2021年8月2日に厚生労働省「再生医療等委員会」より施設認可されたPRP療法の認定医療機関です。
PRP(多血小板血漿)療法
PRP(多血小板血漿)療法とは、患者様の血液から抽出した高濃度の血小板(PRP)を子宮内に注入する方法です。
血症板に含まれる成分因子により、組織の成長促進が期待できます。当院でのPRP注入には2種類(卵巣・子宮内膜)があります。
正常胚の診断
着床前診断(PGT-A)
出生前診断とは違い、妊娠前に行う検査です。
体外受精により得た胚盤胞を検査し、正常と判断された胚を移植することで妊娠成功率を高めることを目的とします。国内では日本産科婦人科学会が主導する特別臨床研究施設でのみ可能です。
採精の技術
スパームセパレーター
特殊なフィルター(メンブレン)と精子の運動性を用いて、良好運動精子を回収する方法です。
従来の精子調整法とは異なり遠心分離をせず30分という短時間で処理が完了するので、物理的な損傷の影響が少ない良好運動精子を回収でき、顕微授精における胚発育や妊娠率・着床率・生産率の向上や流産率の低下が期待されます。
胚培養の技術
培養室(ラボ)での技術
培養室では、体外受精や顕微授精のために採取した卵子、精子を細心の注意を払いながら管理・調整し、移植するまでの胚(受精卵)を大切にお世話して培養しています。
タイムラプスインキュベーター
インキュベーターの外に胚を出すことなく、胚の成長を連続して観察することができる装置です。受精やその後の成長の過程で起こる現象を見逃すことなく培養でき、観察のために胚をインキュベーターの外に出す必要がないので、胚にとって非常に優しい環境でお預かりしている大切な胚を管理できます。
詳しくはこちら安心安全な管理体制
取り違え防止システムの導入
管理体制の強化のために、「取り違え防止システム:RI Witness」を導入致しました。これにより、培養業務時における取り違えを決して起こさないように取り組んで参ります。
詳しくはこちら受精卵の長期保存
凍結融解胚移植
受精卵を凍結保存した後、これをとかして子宮内に移植する方法です。複数の受精卵が得られたときは凍結して保存しておくことが出来ます。受精卵の凍結保存は妊娠成立による副作用(OHSS)の重症化予防、妊娠率の向上など、目的は幾つかあります。
詳しくはこちらレーザー治療
低出力レーザー治療(LLLT)
ホルモンバランスの改善や、子宮や卵巣への血流増加、卵管が太くなり卵子が通りやすくなるなど、不妊治療への効果が期待される、治療用レーザーとして厚生労働省の承認を得た機械です。ご希望の場合は、お電話にてご相談下さいませ。
詳しくはこちら体外受精のご案内