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初めて不妊治療を受ける方へ

最初にご確認ください

  • 初診時は奥様お一人でもご来院いただけます。生理日関係なくご来院ください。
  • 初診は2〜3時間程度かかりますので時間に余裕をもってご来院ください。
    ※初診内容によって変動します。
  • 混雑時待ち時間が発生しますのでなるべく15 時までの予約枠をお取りになることをお勧めいたします。
  • 外国籍の方で日本語での会話が困難な場合は、通訳同伴でのご来院をお勧めいたします。
  • 当院では小さなお子様を連れてのご来院はご遠慮いただいております。お子様連れでの診察をご希望の場合は「はなおかレディースクリニック」を受診してください。

不妊症とは

【不妊症】

生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず妊娠の成立をみないこと。

不妊症は、上記のように定義されており、その一定期間については、「 1 年」というのが一般的です。
なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問いません。「通常の性交を継続的」というと難しいのですが、これは月に一度ではなく、月に数回や、週に数回などを意味しています。

妊娠しない原因

女性は、一般的に月経開始から、次の月経がくるまで28日間あります。

月経開始から約14 日目に卵胞(卵子が入っている袋)から卵子が排出され(排卵)※①、その卵子を卵管がキャッチ(ピックアップ)※③し、卵管膨大部という場所で子宮からやってきた精子と出会い受精※②④します。

受精したあとは、4〜6日かけて卵管で成長し※⑤、胚盤胞という時期に子宮内膜に移動し着床※⑥します。
ここまで来たら妊娠です。
以上の流れから、妊娠しない場合は、上記の流れのうち「どれかが行われなかった」ということになります。はっきりした原因がある場合はこれに対応する必要があります。
一方で、原因がはっきりしない場合も多いということを忘れてはなりません。多くの方は年齢が高めというだけで、これといった原因が挙げられないという場合が多いのが現状です。(機能性不妊)

考えられる不妊の原因

  • ① 排卵しない

  • ② 精子が少ない

  • ③ 卵管にキャッチされない(ピックアップ障害・卵管閉塞)

  • ④ 受精しない(生殖時補助医療をして初めてわかる異常)

  • ⑤ 胚盤胞まで成長しない(生殖時補助医療をして初めてわかる異常)

  • ⑥ 着床しない(生殖時補助医療をして初めてわかる異常)

  • ⑦ 卵子自体が加齢している(染色体異常)

早めの受診をおすすめする方

以下に当てはまる方は、早めの受診をおすすめいたします。

  • もっとも妊娠しやすいと言われる20代前半に思うように妊娠しない
  • 30代前半で1年様子を見ても妊娠しない
  • 35歳以上で半年ほど様子を見ても妊娠しない
  • 30歳代後半〜40歳代で妊娠を希望している方
  • なかなか自分で排卵日予測をするのが難しい
  • ご夫婦のどちらに原因があるか分からず不安を抱えている
  • 二人目がなかなかできないと感じる時

不妊の治療法

不妊の治療法は大きく4つあり、ステップアップ法で段階的に治療するケースもありますが、ご夫婦の状況(年齢、不妊期間、過去の治療歴、ご夫婦の不妊原因や程度など)に合わせて最適な治療方法をご提案させていただいております。

Step 01

タイミング法
経腟超音波検査による卵胞や子宮内膜の計測、尿中LH 、子宮頚管粘液の状態の観察等により排卵日を推測し、タイミング指導をいたします。
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Step 02

薬物療法
排卵障害がある場合には、薬剤を使用します。軽度の排卵障害には、経口の排卵誘発剤から使用し、無効の場合は注射の排卵誘発剤を使用します。
多胎妊娠卵巣過剰刺激症候群を予防するため、経腟超音波検査を随時行いながら、慎重に治療を行います。また、プロラクチンが高い場合は、それを正常化する薬剤を使用します。
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Step 03

人工授精
排卵日に合わせて、ご主人に精液を採取していただき、精液を調整して良好な運動精子を集め、子宮内に注入する方法です。子宮内に精子を入れるところまでが「人工」的で、そのあとは自然妊娠と同じです。
精子が少ない、運動率が悪い、フーナーテストが不良である、性交障害がある、等の場合に適応となります。
当院では良好運動精子をできるだけ多く回収するために、専用の精子調整液を使用して、遠心分離、洗浄濃縮後に人工授精を行っております。人工授精の妊娠率は女性の年齢や精子の状態により大きく異なりますが、 1 回あたり数%~10数%です。
人工授精で妊娠した方の9 割前後は、人工授精 5〜 6 回までに妊娠をされております。特に女性の年齢が高い場合は、回数にこだわらず早めにステップアップを検討する必要があります。
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Step 04

体外受精・顕微授精
体外受精は、特別な針を用いて卵巣から卵子を採取し、体外で精子と受精させ、受精卵を培養しカテーテルを用いて子宮に戻すという治療です。
対象者は大きく分けて(1)卵管性不妊、(2)乏精子症、(3)免疫性不妊症、(4)原因不明不妊症に分けられます。
また、自然妊娠が望めない、あるいはタイミング療法や人工授精( AIH )などの一般不妊治療を施行しても妊娠に至らない場合にも体外受精が勧められます。
また、体外受精で受精が起こらなかった場合や、体外受精では受精が困難なほど精子の状態が悪い場合には、顕微鏡を用いて、極細のガラス管に精子を 1 個だけ吸引し、卵の細胞質内に注入する ICSI (卵細胞質内精子注入法)という方法も用いることがあります。
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当院の特徴

高い妊娠率

当院は全国平均より20% 以上高い妊娠率を維持しています。当院で二人目、三人目を妊娠された方も多数いらっしゃいます。

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周期毎に一番いい方法を考える

周期毎に卵巣の調子は異なります。
毎回同じ治療をせずにその周期で一番妊娠に近い方法を考えます。

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男性でも安心して通える男性外来

当院の泌尿器専門医は生殖専門医の資格ももつ優秀な医師です。手術が必要な場合は、連携している獨協医大を中心にスムーズに紹介し治療が受けられます。

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先進医療・特殊検査も充実

保険治療と併用できる先進医療から自費対応の特殊検査まで、多様な治療方法・検査方法の選択肢があります。

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不妊治療費用について

初診料金について

当院での不妊治療に向けて、初診では医師との問診と必要な検査を行います。

当院では、患者様のお体の状態に合わせた診療を行なっていきます。
ご年齢や初診時の超音波検査、ホルモン採血などの結果を基に保険診療か自費診療を選択し、治療方針を決定します。

*保険診療と自費診療を同日に行う混合診療は、厚生労働省の規定により、禁止されています。

適切な治療方針が決定できるので、 最終的な妊娠までの費用負担を抑えることができます!

初診の検査項目

検査項目は、問診時に追加なども行いますが、一般的な検査項目は下記です。過去に採血した検査データがあればご持参ください、検査時期によっては再度検査を検討する場合がございます。

初診料

各種検査費用

各種検査項目
  • 超音波検査
  • 採血検査
初診料金はこちら

検査後の治療方針の決定について

初診の検査の結果が出たら、医師の診断を元に治療方針を決定します。治療内容は保険適用治療内で行うか、自費診療治療で行う選択が可能です。

保険診療を行う場合には、一連のすべての治療を保険診療の範囲内で行う必要があります。診療のごく一部でも自費の診療を行う場合には混合治療となり、すべての治療費が自費料金にてお支払いになります。
ただし、先進医療として実施される医療技術に限り保険診療との併用が可能です。

治療方針を保険適用・自費診療で決定すると、治療で得られた胚をすべて移植し終わる期間において基本的には変更ができないので、治療方針の決定はとても重要になります。

対象となる先進医療はこちら

保険適応料金・自費診療料金について

それぞれの料金は下記をご確認ください。

初診時の流れ

01.受付
受付にて、ご持参頂いた保険証、紹介状、持参の検査結果はご提出ください。その後、問診表をお渡ししますので、記載をお願いいたします。
02.導入・診察
不妊治療が初めての方でも理解しやすい不妊治療の動画を視聴して頂いた上で、医師の診察となります。
当院では、患者様個々にあった治療法をご相談させていただきます。
03.超音波エコー
超音波エコーにて、卵巣、子宮の状態などを確認させて頂きます。患者様もご一緒にエコー画像をご覧に頂けます。必要であれば、ホルモン採血を行い、治療方針を計画していきます。
04.次回の診察
医師と相談した治療方針を再度、看護師と確認し、次回の診察、今後のスケジュールを立てていきます。 ご質問はお気軽にお申しつけください。
05.お会計
お会計となります。次回の予約は、ネットやお電話、当院の診察機械にて行えます。検査項目によっては、電話予約のみの検査もございますので、パンフレットをお読み下さい。

ご予約・持ち物について

当院は完全予約制となります。
お電話またはWEB予約にて初診予約ができます。
(初診予約は、お電話のご予約がスムーズです。)

03-5759-5112

(受付時間 平日 9:00~19:00 土曜 9:00~13:30)

WEB予約のご利用方法

初診時の持ち物について

  • 健康保険証(ご夫婦2人)
  • 基礎体温表
  • 問診票
  • 紹介状

    ※体外受精ご希望の方は、保険施行回数の確認が求められます。
    1、他院にて体外受精を受けたことがある方は紹介状が必要です。
    2、紹介状には「生殖補助医療開始年月日」「移植回数」の記載が必要です。

  • 住民票

それぞれの持ち物についての詳細や、基礎体温表、問診票のダウンロードは、下記をご確認ください。

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よくある質問

初診や不妊治療に関するよくある 質問は下記にまとめてございますのでご確認ください。

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