LINE無料相談

先進医療について

先進医療とは

【先進医療】

「先進医療」は、「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養」と定義されています。
将来的な保険導入を検討している先進的な医療技術で、保険診療との併用が可能です。

当院では、患者様のご希望をより幅広く叶えることができるよう、保険治療と併用できる先進医療を導入しています。

先進医療の検査

最適な移植時期を判断する検査

子宮内膜が胚の着床を受けられる状態(すなわち受容期)の短い期間のことを、【着床の窓】(WOI:Window of Implantation) と呼びます。【着床の窓】にあたる時間や時期は個人差があり、適切な時期に移植することにより妊娠が可能になるのではないかというものです。当院では、検査をすることにより、各患者様における【着床の窓】の結果から、移植の時期を判断し、妊娠・出産をしていただくため実施しております。

ERA・EMMA・ALICE検査

子宮内膜着床能検査(ERA検査)は、各患者様における移植の時期を判断する検査です。
子宮内膜マイクロバイオーム(EMMA検査)では、子宮の細菌環境が胚移植に最適な状態であるかどうかを判定することができます。
ALICE(感性性慢性子宮内膜炎)検査は、慢性子宮内膜炎の原因として特によく認められる細菌を検出することができます。

詳しくはこちら
ERPeakSM子宮内膜胚需要期検査

ERPeak子宮内膜胚受容期検査では、遺伝子検査を用いて患者様の【着床の窓】のタイミングを確認し、患者様ごとの適切な胚移植タイミングを知ることが可能になります。

詳しくはこちら

子宮内や膣内の環境を調べる検査

子宮内フローラ検査

腟、または子宮内に存在する 善玉菌・ラクトバチルス属菌の割合を調べる検査です。子宮内の菌のバランスが乱れてしまうと、着床、妊娠しない、また妊娠しても流産や早産の原因となる可能性があると考えられています。

詳しくはこちら

先進医療の技術・設備

胚培養のための設備

タイムラプスインキュベーター

インキュベーターの外に胚を出すことなく、胚の成長を連続して観察することができる装置です。受精やその後の成長の過程で起こる現象を見逃すことなく培養でき、観察のために胚をインキュベーターの外に出す必要がないので、胚にとって非常に優しい環境でお預かりしている大切な胚を管理できます。

詳しくはこちら

先進医療治療

SEET法

着床率を高める治療
着床不全の原因のうち、子宮及び卵管側の要因として、性ステロイドホルモンや胚因子の刺激に対する子宮内膜の胚受容能の異常などが考えられます。
これらの原因のうち、胚由来因子の欠如による子宮内膜の胚受容能の低下に起因する着床率低下を改善する方法として、効果が期待されます。

詳しくはこちら
二段階胚移植

着床率を高める治療
2段階移植とは、初期胚(2-3日目の胚)と胚盤胞(5-6日目の胚)を同一移植周期において時期をずらして、2段階に分けて移植する方法です。

詳しくはこちら
PICSI

ヒアルロン酸を用いた精子を選別する治療
PICSIは通常の形態評価による精子選択と、ヒアルロン酸に付着した精子を顕微授精に用いることで、胚発生および妊娠率の向上が期待できる技術です。

詳しくはこちら
子宮内膜スクラッチ

着床率を高める治療
子宮内膜を少し傷つけることにより、内膜の修復の過程でインターロイキンなどのサイトカインが分泌します。胚の着床環境でも同様の因子が分泌され、着床の促進と免疫応答の正常化が多くの論文で報告されています。

詳しくはこちら