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精子の調整方法

2022年3月1日

精子の調整はどんな事をしているのか

皆さん気になったことはありませんか?

 

当院では多くの場合

【密度勾配遠心法】という調整方法を行っています

 

一言に密度勾配遠心法と言っても

あまりピンと来ないですよね

 

死滅している精子や奇形の精子は密度が低く

生存している形態の良い精子は密度が高いという差があります!

この差を利用し、遠心機によって良好精子を濃縮・回収する方法が【密度勾配遠心法】です

図のように

PureCeptionという密度勾配分離剤の上に精液を積層して遠心機にかけることで

沈渣(良好精子)を回収します

 

回収できた沈渣を洗浄用培養液で濃縮させ

受精用培養液で調整したものを人工授精や体外受精に使用しています