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AIHまたはARTへのステップアップのタイミング若い編

2022年1月21日

この質問とても多いです。

これは患者さんのバックグラウンドによって色々です。

 

【症例1】27歳不妊歴2年 月経不順なし フーナ○ 卵管異常なし 精子○ CD138陰性 つまり原因不明不妊の若い夫婦

➡早めにARTへ

理由:おそらくpick up障害または受精障害または着床障害です。

 

【症例2】27歳不妊歴2年 月経周期ばらばら そのほか異常なし

➡まずはタイミング6周期

理由:排卵障害が原因の可能性大なのでまずは6回きちんと排卵させても妊娠しなければAIHやARTへ

【症例3】27歳 不妊歴2年 チョコレート嚢腫あり そのほか異常なし

➡AMHが高ければ先にチョコレート嚢腫手術、その後タイミング3-4周期頑張ってからだめならARTへ

AMHが低ければ先に採卵して凍結胚確保してから手術検討またはそのまま移植周期へ

理由:AMHが低い場合手術を先にしてしまうとAMHがどんどん下がって閉経してしまう可能性があります。

よって手術より先に胚を確保しておくのです。