卵子凍結(未授精卵の凍結・保存)

はなおかIVFクリニック品川 不妊治療、体外受精クリニック 0357595112

初診予約はこちら

ネット診療予約

初診予約はこちら

ネット診療予約

① はじめに~卵子の凍結・保存について~

近年、未受精卵子および卵巣凍結技術が発達してきたことにより、卵子の長期間保存ができるようになりました。一般的に女性の妊娠率は、35歳から減少し始め、その傾向は40歳を超えるとより顕著になります。そのため、加齢などの要因により生殖能力が低下をきたす前に卵子を凍結し(社会的適応)、妊娠する力を保ちながら、将来の妊娠・出産のために準備を行うことができます。当院では、そのようなご希望に添えられるよう全力でサポートさせて頂きます。

② 卵子凍結の適応、年齢の制限

日本生殖学会の「未受精卵子あるいは卵巣組織の凍結・保存のガイドライン」によると、「社会的適応」に関しては、加齢等の要因により性腺機能が低下してしまう可能性がある場合は、本人の同意に基づき卵子を凍結保存することができると記載されています。凍結保存の対象者は成人女性で、卵子を採取する時の年齢に関して40歳以上は推奨されない、凍結保存した卵子の使用年齢に関して45歳以上は推奨されないと記載されています。そのため、当院では『満39歳までの採卵、満49歳までに移植』とさせて頂きます。

参考
  1. 一般社団法人日本生殖医学会、社会的適応による未受精卵子あるいは卵巣組織の凍結・保存のガイドライン

③ 卵子凍結の流れ

1.排卵誘発

体外受精においては卵子を育てることのみならず、卵子の数を増やすことで妊娠の確率を上げます。より多くの卵子を十分に成熟させて採卵するため、飲み薬と注射を用いて排卵をコントロールしながら卵子を育てていきます。ホルモン剤の種類や投与方法は卵巣の状態(超音波所見、AMH、ホルモン値など)や、年齢、患者様の希望に合わせて決定していきます。

採卵手術までにスケジュールに関しては、ご来院された際にご説明致します。

詳しい採卵誘発の方法は、こちらになります。

2.採卵

膣から超音波器械(プローブ)を挿入して、超音波画像を見ながら卵巣の中の卵胞(卵の入った袋)に採卵針(採卵専用の針)を刺して卵胞液とともに卵子を吸引・採取します。

当院では、卵子の回収率を高めるため、フラッシュ採卵という方法を取っています。詳しくはご来院された際に、ご説明致します。

3.凍結保存

ガラス化法(VitrifiCation)という方法を用います。ガラス化とは”液体が結晶化することなく粘性が高まり固化すること”を表す用語です。耐凍剤濃度の高い溶液に卵子を浸した後、-196℃の超低温の液体に浸して凍結し保存します。-196℃ではほとんどの細胞の化学変化が起こらないため、何十年も状態を変化させることなく保存することができます。

成熟卵(極体があり、成熟した卵子)→このような卵子は凍結することができます。

変性卵(GV)・未熟卵(MI)→このような卵子は凍結することができない可能性が高いです。

④ 当院の料金

*料金につきましては予告なく変更となる場合がありますので、治療開始時にご確認下さい

採卵時
各種検査 30,000円〜50,000円
採卵までの誘発代 50,000円〜100,000円
採卵費用(何個でも料金は同じ) 215,000円
卵子凍結 55,000円/(2個毎)
凍結延長費用(1年毎) 54,000円/(2個毎)

将来、卵子を融解し治療に使用するとき
卵子融解 25,000円
精子調整 5,000円
受精確認完了 25,000円
受精培養準備 50,000円
顕微授精(ICSI) 215,000円
培養達成 30,000円(初期胚)
50,000円(胚盤胞)
受精卵(胚)凍結(1年間の保存費用含む) 50,000円
受精確認完了 25,000円/(3個まで)
15,000円/(4個以降)
更新料(1年間) 40,000円/(1年間)
肺移植(融解処理代、移植代) 100,000円
・アシステッドハッチング 20,000円
・SEET法 20,000円

卵子凍結延長・破棄に関して
凍結延長代 54,000円/(2個毎)

*すべて税抜き料金です。
*ご妊娠された場合、成功報酬制度は対象外ですので、成功報酬代のお支払いはございません。

⑤ 卵子凍結による成績とリスク

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、手術のリスク、卵子生存率、妊娠率

卵巣過剰刺激症候群とは、採卵で使用する誘発剤により卵胞が多く育つため、卵巣が腫れ、お腹や胸に水が溜まってくる症状が起こるものです。そのため、当院では重症化を防ぐため、予防内服・点滴を行い、症状改善を図っています。

また、採卵手術では卵巣に針を刺し、卵胞から卵子を吸引していくため、出血や感染症などのリスクがあります。

凍結融解後の卵子の生存率は90~97%、受精率は71~79%、着床率17~41%、胚移植あたりの臨床妊娠率36~61%、融解卵子あたりの臨床妊娠率は4.5~12%でした。
(Fertility Steril 2013; 99: 37-43)

また、論文によって数に差はありますが、卵子凍結の生存率は68.6%~89.7%、受精率は71.7%~85.8%、臨床妊娠率は10.8%~43.3%だと報告というもあります。

⑥ 将来、卵子を融解し治療に使用するとき

卵子凍結後、ご結婚された場合、パートナーができた場合は、一度凍結した卵子を融解し、顕微受精(卵子に精子をいれた針を刺し受精させる方法)を行い、受精→培養→再度受精卵凍結を行います。受精卵が凍結できた場合は、凍結胚を使用し、移植を行っていきます。

移植時の詳しいスケジュールは、月経中にご来院頂き、計画を立てていきますので、その都度ご確認下さい。

社会的適応による未受精卵子あるいは卵巣組織の凍結・保存のガイドライン

  1. 加齢等の要因により性腺機能の低下をきたす可能性を懸念する場合には、未受精卵子あるいは卵巣組織(以下「未受精卵子等」という)を凍結保存することができる。
  2. 凍結・保存の対象者は成人した女性で、未受精卵子等の採取時の年齢は、40歳以上は推奨できない。また凍結保存した未受精卵子等の使用時の年齢は、45歳以上は推奨できない。
  3. 本人の同意に基づき、未受精卵子等を凍結・保存することができる。
  4. 実施にあたっては、口頭および文書を用いて、未受精卵子等の採取、凍結と保存や、凍結された未受精卵子等による生殖補助医療(顕微授精)について十分に説明し、本人の同意を得るインフォームド・コンセント(IC)を実施しなければならない。
  5. 未受精卵子等は、本人から破棄の意志が表明されるか、本人が死亡した場合は、直ちに破棄する。また、本人の生殖可能年齢を過ぎた場合は、通知の上で破棄することができる。
    未受精卵子等を、本人の生殖以外の目的で使用することはできない。
  6. 本人から破棄の意志が表明され、また凍結された未受精卵子等を本人が生殖医学の発展に資する研究に利用することを許諾した場合であっても、当該研究等の実施に当たっては、法律や国・省庁ガイドラインに沿い、ICなどを含めた必要な手続きを改めて施行しなければならない。

凍結延長または廃棄のお手続き

融解胚移植成績 当院での体外受精の成績です

診療案内

診療時間
9:00~12:00 ×
15:00~19:00 ×

最終受付は19:00までとなります。

△・・・土曜は午前より引き続き診療17:00まで

日曜祝日の診察は、特殊外来となります。(休診のこともあり)

※当院では小さなお子様を連れてのご来院はご遠慮いただいております。

《感染防止にご協力お願いいたします》
当院の患者様の中には、抵抗力が弱っていて、病気などに感染しやすい妊婦さんなども受診されます。そのため、
・発熱、嘔吐、下痢などの症状や、インフルエンザ、ノロウイルスの方
・はしか、みずぼうそう、風疹、おたふく、りんご病などの伝染性疾患がある方
など、感染されている方はもちろん、疑いがある方もご遠慮いただいております。
直近で感染され、治癒後当院に受診希望のかたは、主治医より治癒証明を記入して頂いてからのご受診をお願い致します。

診療案内

子宝レシピ

連載コラム 教えてまさち先生!

youtube

インスタグラム

大森の「はなおかレディースクリニック」での診察も可能です。

以下の方は 『はなおかレディースクリニック』(大森) で診察いたします。

  1. ブライダルチェック
  2. 未婚の方(妊娠可能な体か検査希望の方)
  3. お子様連れでの診察をご希望の場合

※ただし、採卵、移植前後は大崎での診察が必須になります。

はなおかレディースクリニック

スタッフ募集 お電話またはメールでご連絡ください

はなおかIVFクリニック品川ブログ

すすぬ、まさちさん。のブログ