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2021.04.30 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に関して

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に関して

新型コロナウイルス(COVID-19)は感染力の高いRNAウイルスであり、重症急性呼吸器症候群を引き起こす新興感染症として世界的な広がりをみせています。WHO は3月11日にパンデミックを宣言し、日本国内でもCOVID-19感染の進行、特に感染ルートが不明な感染者の増加により、感染爆発が危恨されています。 現時点において、COVID-19の死亡率はインフルエンザの10~15倍と考えられており、そのほとんどが 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関連したものと考えられています。
当院は患者さんと協力して、この未知の感染症に関して対応していまいります。

現在当院では感染予防のため下記のお願いをしています。
・院内スタッフ全員がマスクを着用いたします。
・頻回の手指消毒を行います。
・患者様にもマスクの着用をお願いしております。
(マスク着用なき方は院内にお入りになれません。院内でマスクの販売はしております)
・患者様の手指消毒をお願いしております。
・発熱・咳・倦怠感・味覚異常・嗅覚異常の方は来院をお控えください。
・現在同伴者は院内にお入りになれません。
・内診の際にご使用頂いていておりましたバスタオルは現在使用中止としています。

現在通常通りの診療を行っております。
緊急事態宣言が出された場合も、診察時間は変更になる可能性がございますが、通常の診療を行う予定です。
都市封鎖(ロックダウン)となった場合、採卵は予定通りに行いますが、凍結融解胚移植など次周期にも行うことが可能な治療に関しては延期をお勧めする場合があります。

下記厚生労働省のホームページからです・
新型コロナウイルスについて
問1 「コロナウイルス」とはどのようなウイルスですか?
これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

問2 新型コロナウイルスは、コウモリ由来というのは本当ですか?
近年、動物由来と考えられる2種類のコロナウイルスが発生しヒトに感染し流行しました。2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 新型コロナウイルスが動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていませんが、その遺伝子配列が、コウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられています。
(参考)国立感染症研究所、日本ウイルス学会ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html
日本ウイルス学会ホームページ
http://jsv.umin.jp/news/news200210.html

問3 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

新型コロナウイルス感染症の予防法
問4 感染を予防するために注意することはありますか。心配な場合には、どのように対応すればよいですか?
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。

現在COVID-19 が妊娠、特に妊娠初期 胎児に及ぼす影響は明らかになっておらず、母体から胎児への感染の可能性は不明です。また妊婦におけるCOVID-19 の感染リスクが高いとはいえません。一方で、妊婦において COVID-19 感染の重症化の可能性が指摘されていることや、感染時に使用される治療薬として妊婦に禁忌の薬剤による治療が試行されていることから、不妊治療による妊娠が成立したあとのCOVID-19感染への対応に苦慮することが予想されます。

日本生殖医学会は今後もCOVID-19 感染と不妊症や妊娠との関連性についても、幅広く情報を集めて周知する予定とのことです。
また患者様に於かれましては、今まで通り誠意をもって全力で対応していくことをお約束いたします。
日本生殖医学会からも声明が出ておりますが、このような状況下においては不妊治療を延期するという選択肢もございますので、お悩みの方はご相談ください。

なお、この情報は2020年4月1日現在のものです。

下記厚生労働省のホームページからです。一部抜粋します。

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

はなおかIVFクリニック品川