LINE無料相談

原因が特定できない場合 (機能性不妊)

原因が特定できない場合 (機能性不妊)

不妊治療をスタートする際に行なったさまざまな検査で、夫婦ともに問題がなく、タイミング指導から人工授精までの治療を行なってもなかなか妊娠に至らない場合を機能性不妊と定義づけます。簡単に言いかえれば原因不明の状態のことをいいます。

治療のステップアップとしては、まずタイミング指導から始まり、誘発剤を使用してのタイミング指導、人工授精と一定期間行なってみます。しかし、それらの治療を行ないながらもなかなか妊娠に至らないようであれば、医師と患者様側との話し合いで体外受精へとさらにステップアップしてみます。より高度な治療が診断的治療になると言えます。

ステップアップする時期に関しては、患者様の不妊治療暦および年齢によって早くなる場合もあります。特に40歳以上の場合は状況によっては初めから体外受精となることもあります。近年、不妊の原因が年齢であることが圧倒的に多い状況ですので、より成功率の高い治療への早期のステップアップは重要です。